お役立ちコラム

建築設備 新入社員研修の事前面談を面談シートで

» 優秀な人材が育つ!定着する!売上が増える!『サブコン専門 人材育成支援サービス』とは? «

新入社員研修は形だけになっていないか

外部に研修を依頼する場合、外部講師が会社に赴き、例えば新入社員研修を1日とか数日間にわたって実施します。新入社員研修の場合は、彼らが入社したばかりのため、社内の講師の場合でも、講師の顔とその人がどういう役職で、どの部署の人なのかが分からない場合が多いです。なおさら、外部講師が研修で教えに来ても、その人がどんな人なのか、
どういう経歴で、人柄はどうかなど不安を抱いたまま、研修に臨むことになります。
研修内容が技術的な知らないことばかりだった場合は特に、研修講師の人となりが分からないと講義の内容が頭に入ってこない、つまりシャッターが下りたままで時間が過ぎていく状態になりがちです。

首都圏・関東周辺のサブコン社長・経営幹部の方へ|優秀な人材が育って定着し、売上・利益が増えるサブコン経営のヒント 「人材さえいればもっと売上・利益を伸ばせるのに… 優秀な人材を十分多く確保してもっと売上・利益を伸ばしたい…」 とお考えの首都圏...

通り一遍の講師と受講者の関係では?

研修講師と受講者の間に信頼関係が築けたら理想ですが、短い研修の時間内では難しいです。研修が3日間だとしたら、3日目にやっと信頼関係が築けたということでは、研修前半部分の内容が頭から抜け落ちていることもあり得ます。
外部講師が単発の短い期間で、研修することだけに気持ちを取られていたら、いわゆる通り一遍の講師と受講者という関係で終わってしまい、お互いに有意義な時間とならないでしょう。

短い時間で信頼関係を築くには

私の新入社員研修のプログラムは全5日間で、建築現場がどんなところか、建築設備の概要、施工管理とは、管工事の施工の基本、そして社会人としての心構え、学ぶことの意義についてなどをグループワークやテストを交えながら、行っています。研修内容として、専門の技術的なことも含めて充実しており、ワークや発表もあり、気の抜けない研修になっています。だからこそ、研修講師である私と受講者である新入社員との関係がぎこちないと、有意義な時間にならないため、信頼関係の構築が大事な要素と考えています。
そこで、私が新入社員研修の前に事前に行っている、ある「行事」があります。それは、新入社員一人ひとりと私との「個人面談」です。個人面談というと、堅苦しいイメージがありますが、そんなことはなく、気軽にお互いのことを知るための雑談です。この面談に使用するのが、日本産業メンタルマネジメント協会が作成した「面談マンダラシート」です。

このシートを予め新入社員一人ひとりに配布します。中央のマスに自分の名前と面談日を記入し、周りの8つのマスに、自分の趣味、好きなこと、将来の夢、失敗したこと、自分の性格、嫌なこと、目標、やってみたいことなどを自由に直感的に書いてもらい、面談当日に持参してもらいます。私も、同様に現在の自分のこと、心境など書き込み、当日このシートを交換し、お互いに気になったキーワードについて質問し合う、というものです。
このシートは特に初対面の面談のときは威力を発揮します。何もない状態でただ、「趣味は何ですか?」と聞くと、とりとめのない質問になってしまい、場が盛り上がりません。
このシートですと、自分のいろいろな面が書かれているので、お互いに気になるキーワードで話しが盛り上がるというメリットがあります。新入社員研修以外でも、現場フォローの若手社員との初顔合わせ時にも使用していて、効果を感じています。

事前面談のメリットと効果

この面談マンダラシートを使った、事前の個人面談で新入社員一人ひとりとの会話をすることで、その人がどんな趣味趣向があり、どういう考え方を持っているかということが大まかに分かります。そして、私のことも知ってもらうことで、短い時間内ですが、「通り一遍の研修講師」という位置付けから「信頼のおける人」に格上げされるということなのです。この下準備があって、5日間の研修に対して私自身も身が入るし、受講者である新入社員もこの人の話を聞いてみようという気持ちになると思います。

まとめ

今回は、面談シートを使った新入社員研修の事前面談について、お話しました。管理職や現場代理人の方で、年2回くらい実施される会社で決められた評価面談を部下の方と実施されているかと思います。そのときに、普段あまり部下とプライベートのことを話したことがなく、あまりコミュニケーションがよくとれていない、という上司の方は、このような面談シートを活用してみてはいかがでしょうか。きっと、その効果を実感し、「部下とこんなに個人的なことで話し合ったことがなかった」と思われることは間違いありません。
ぜひ、試してみてください。
部下とコミュニケーションが上手く取れない、部下の育成方法が分からないという方は
下記まで、ご連絡ください。

「建築設備」「施工管理」の人材育成でお悩みのあなたへ
シエンワークスでは、解決のサポートをいたします。
まずは、資料請求をしてみてください。

無料資料請求はこちらから

「残業が多い」「現場や育成担当の負担が大きい」「社員が辞めてしまう」人材不足でお悩みの首都圏・関東周辺のサブコン社長・経営幹部の方へ 優秀な人材が育つ! 社員がイキイキとして定着する! 売上・利益が増える! 「サブコン専門 人材育成支援サービス」 研修・現場支援・コーチング

建築設備現場で働く
社員に笑顔を

社員がメキメキと成長し、的確に判断して主体的に動けるようになり、残業や遅延なく業務を遂行できる。

現場も社内もやる気と活気に満ちて、楽しくイキイキと働きながら、無理なく売上・利益が増えていく。

そのような会社を目指されている、サブコン社長・経営幹部の方は他にいらっしゃいませんか?

株式会社シエンワークスでは、
『サブコン専門 人材育成支援サービス』(研修・現場教育支援・コーチング)を通じて、人材の育成・成長、離職率の低減、売上・利益の向上を支援しています。人材開発支援助成金が活用できます。)

首都圏・関東周辺のサブコン様を対象に、出張&初回無料相談を承っております。

以下より、お電話またはメールにてお気軽にご連絡ください。

サブコン専門 人材育成支援サービスに関するお問い合わせ

お問い合わせ、お申し込み、初回無料相談はこちら

042-398-0203

メールでのお問い合わせはこちらから

お問い合わせはこちら
ABOUT ME
宮本 一英
株式会社シエンワークス 代表取締役

首都圏・関東周辺を対象に『サブコン専門 人材育成支援サービス』(研修・現場教育支援・コーチング)を提供しております。大学卒業後、35年間中堅サブコンにおいて現場管理一筋で培った経験を活かし、サブコン様における「人材の育成・成長」「離職率の低減」「売上・利益の向上」を支援しています。

【資格】建築設備士/1級管工事施工管理技士/消防設備士(甲種1類)/空衛学会設備士(空調・衛生)/給水装置工事主任技術者/コーチング資格(GCS認定コーチ)

関連する記事
お役立ちコラム

建築設備 工事写真撮影と写真整理のポイント

2024年8月12日
建築設備・施工管理(サブコン)の人材育成ならシエンワークス
建築設備に限らず、建築工事現場では工程写真はとても重要な記録であり、また品質管理のツールでもあります。 私がお手伝いさせていただいているクライアントの新入社員でも、工事写真の撮り …
お役立ちコラム

現場での盗難に備える

2020年5月2日
建築設備・施工管理(サブコン)の人材育成ならシエンワークス
新築現場で起きた盗難事件 前職のサラリーマン時代、サブコンで市役所の新築現場の所長をやっていたときの話です。 躯体工事が上棟し、途中階まで天井内のダクト、配管工事を進めている、 …