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将来につながる新人研修の例
今日のテーマは、「新人教育の重要性」です。
Jリーグの元チェアマンである村井満さんは、異色の経歴を持つ人物です。もともとはリクルートで人材関連の仕事に携わり、転職支援会社の社長も務めていました。その後、スポーツ選手のセカンドキャリア支援に興味を持ち、Jリーグと縁が生まれ、2008年に社外理事に就任。月1回の理事会参加を続ける中で、その自由な発言力と姿勢が評価され、2014年に5代目チェアマンに就任しました。
村井さん自身も高校時代にサッカーを経験していましたが、プロのレベルの高さを目の当たりにして早々に別の道を選んだそうです。その後、選手の引退後の課題に直面し、監督やコーチなどサッカーに関わる仕事を望む選手が多い一方で、一般企業での再就職がうまくいかないという現実を目の当たりにしました。
村井さんがJリーグ新人研修で登壇する時は、10年以上プロで活躍する選手の共通点として、長谷部誠選手や長友佑都選手らの例を挙げ、「人の話を聞く力」が重要であると説きました。
次に、選手に「10年で何試合出場できるか」という問いを投げかけ、実際には0~50試合でキャリアを終える選手が多いという現実を示したこと。そして、その現実を踏まえてなお生き残る選手に共通するのは、失敗から学び、自らを変える力、すなわち「リバウンド・メンタリティー」だと語ります。
また、村井さんは新人選手に5年後の自分に向けた手紙を書かせ、それを5年後に実家に郵送するという取り組みも行いました。ある元選手からは「今は遺品整理の仕事をしているが、人の役に立ちたい」との返事が届き、その姿勢に深く感動したといいます。
村井さんの考えは、Jリーガーとしての未来だけでなく、その先の人生においても自立し、社会に貢献できる人間を育てることにあります。サッカー選手の人生が短いからこそ、早くから「どう生きるか」を問い続ける支援が必要といいます。
<引用>JBpress:「「元リク」のJリーグ5代目チェアマンが見抜いた長谷部誠、長友佑都、岡崎慎司が超一流になった共通の長所」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/87550
新人教育の質をあげることが、建設現場を変える
Jリーグ元チェアマンの村井さんの取り組みを建設会社の新人研修に生かすとどのようになるのか考えてみました。
村井さんはJリーグの新人選手に対して、「10年で何試合出場できるか」という現実的な問いを投げかけました。実際には、多くの選手が0~50試合程度の出場でキャリアを終えるという厳しい現実があります。しかし、その中でも長く活躍し続ける選手の共通点として挙げたのが、「傾聴力(人の話を聞く力)」と「リバウンド・メンタリティー(失敗から学び、自らを変える力)」でした。
これは建設会社の新人研修にも同様に当てはまります。建設現場では多くの人が協力し合い、細かなコミュニケーションが欠かせません。新人が先輩や仲間の意見に真摯に耳を傾け、学び続ける姿勢を持つことは、自身の成長はもちろん、現場全体の安全や品質向上にもつながります。
また、建設業界では日々新たな課題や予期せぬトラブルに直面します。その際に、失敗を恐れることなくそこから学び、自分自身を柔軟に変化させ、次に生かしていく力が必要です。この「リバウンド・メンタリティー」を身に付けることは、建設業界で長く活躍できる人材になるために非常に重要です。
さらに、村井さんが行った「5年後の自分への手紙」という取り組みは、建設会社の新人研修でも有効です。これは、新人が自分の将来像を具体的に描き、自己成長の意識を継続的に持つための良い方法です。将来の自分を意識することで、日々の業務に対する取り組み方が大きく変わります。
新人研修は、単に仕事の技術や知識を教えるだけでなく、「人間として、社会人としての成長」を促すものです。早い段階から、「どのように生きるのか」「どのように社会に貢献していくのか」を考えることは、長期的に活躍できる人材を育てるために欠かせない取り組みと言えます。
このように、新人研修の質を高めることは、社員個人の成長を促すだけでなく、会社全体の将来にわたる持続的な発展にもつながる、非常に重要な機会なのです。
まとめ
野村証券が以前、社内で評価の高い人材の共通点を調査しました。その結果としては、学歴や世帯年収や親の職種は関係なく「入社して1番最初についた上司が優秀」が共通点だったそうです。受け入れ側が、時間をかけて質の高い教育する事が重要という話です。
「鉄は熱いうちに打て」の言葉通りに、入社のタイミングでじっくり新人教育を行うことが重要なのです。それは単に仕事の技術や知識を教えるだけでなく、人間として、社会人としての成長を促すものが、未来の会社を支える人材を育成することになるのです。
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