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シニア施工管理経験者が体力的にしんどくなるとき
「今どきの若い人は」と若い人を一括りにして批判するという風潮は昔からあったようです。古代ギリシャの哲学者プラトンも言っていたというからいつの時代も同じなのかなと。
今どきの若い人は、出世やお金より自分が楽しいことや趣味が大事ということが、私の周りの人を見たり、クライアントからの話でも伺い知れます。
施工管理の仕事をしていると、私が現役のときでも管理職になって偉くなるより、現場が自分に合っているからとか、給料が下がるからという理由で会社にいわゆる「上がる」ことを拒んでいた人もいました。
現場一筋で頑張ってきたそういう人たちも50歳の後半くらいから、次第に体力的にしんどくなってきます。人手不足の折、若い人が下につかず一人で現場を駆けずり回ったり、夜間工事の翌朝も段取りで出勤という状況だったりで、「そろそろ俺も、現場は引退か」とふと考えておられる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
人に教えるのが好き
私の経験をお話します。
私は以前、中堅の建築設備施工管理会社(サブコン)に長年勤務しておりました。入社以来現場畑を歩んでいましたが、主任のとき若手社員研修の講師をやってほしいとの依頼を会社から受けたことがあります。その話を聞いたとき、大人数の前で話をするという機会は一度もなかったため、かなり緊張しました。「俺でできるのかな?」と。
ただし、人前で話すことが苦手だというだけで人に教えるということは好きでした。自分の現場に配属された新入社員にも親身に教えていた記憶があります。
いざ研修をやってみると、多少の緊張はありましたが、思った以上に楽しく、「これって現場管理より面白いかも」とちらっと感じたことを覚えています。
私が長年の施工管理の仕事を辞めて、研修を含めた人材育成の事業を始めたのは、このような背景があります。人はやったことはないが、隠れた才能やスキルが眠っていることは往々にしてあると思います。興味はなかったが、やってみたら楽しくハマってしまったということは誰でも経験はあるのではないでしょうか。現場管理一筋だった人でも、キャリアチェンジはいろいろな可能性はあると思うので、第2の仕事をお考えの方は是非、選択肢を広げてみてはいかがでしょう。
若い人に技術を継承することの意義
少子高齢化で年々、労働人口が減少しています。更に建設業界では施工管理する技術者が建築物件に対して圧倒的に足りていないのは肌で感じ取れます。こうした中、外国人や例えば前職が飲食業界だったというまったくの建築業界が未経験の若い人が人材派遣会社から現場に派遣されてきます。現場では人手がいないため、猫の手でも借りたい状況です。
そういう人たちは、現場でサブコン社員に教えてもらいながら、見よう見まねで理解も浅いまま身体で何となく覚えている感じではないでしょうか。
人材派遣会社では派遣前に一定期間社内研修を受けますが座学だけなので、現場における研修はありません。なかなか施工管理としての仕事はそう簡単には習得できないのが実情です。
そこで提案したいことは、そのような未経験の若い人たちにシニアの施工管理経験のある人が技術を教え、サポートするというシステムがあったら社会的な意義があると思います。それは人材派遣会社から派遣される人だけでなくサブコンの正社員の若い方でも同じです。
まとめ
現場管理の仕事が年齢的、体力的にしんどくなり、しかし自分の長年の経験を若い人に継承したいという人が、建設業の人手不足解消のために未経験の若い人を教える。これは双方にとって意義があり、建設業界にとっても喜ばしいことであると思うのです。
現場でのしっかりした経験があり、長年施工管理に従事されてきたシニアの方で、現場管理ではない第2の仕事を模索しているのであれば、ご参考にしていただけたら幸いです。
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