お役立ちコラム

コロナ禍研修での3つの注意ポイント

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講師もマスク着用は当然

前回行った新入社員研修は、受講者全員がマスクを着用していました。 また、当然ですが、講師である私もマスクを着用して研修に臨みました。 私が以前とあるセミナーに参加したときは、話し手であるセミナー講師の方はマスクをしていませんでした。この時は少し違和感がありましたが、小さい会場だったのでマイクを使わないことからマスクをすることで声の通りが悪くなるという判断からか、その講師の方はマスクを外して話されたのだと思います。
私の考えは、話をする側の講師は必ずマスクをするべきだと思います。 たとえ講師と受講者の間の距離が2m以上離れている場合であっても 飛沫が飛ぶ可能性は0ではないし、 受講者に対する最低限のマナーだと思うからです。
マスクをすることで声がくぐもる、ということが考えられたため私はヘッドマイクと拡声器を用意しました。ワイヤレスなので両手が使えるのと、拡声器も10cm角の小型タイプのため、持ち運びが楽で重宝しました。
マスクをしていても、受講者には適正な声の大きさで話をすることが出来ました。

アクリル板は各々の机の前に設置

研修の時の机の配置は、研修のスタイルによっていろいろなパターンが考えられます。 今回の新入社員の研修は2つの机の配置を考えました。
研修の冒頭での自己紹介をするときと、新入社員同士の一体感を作るためのニックネームで呼び合うゲームをするときは机を菱形に向かい合わせ、各人の顔が見える配置にしました。もう1つは講師である私が建築や建築設備の専門知識を講義するときに、従来の教室の机の配置としました。
この2通りの机の配置いずれにおいても、クライアント様のご協力で机の前面に透明のアクリル板をセットし研修を行ないました。講師である私の机の前にも同様にアクリル板をセットし、テキストを読み上げて講義するときはそのアクリル板を意識して発声するようにしました。
研修においてもアクリル板を設置することで、 感染防止対策を取ることができます。
平常の研修とは違い、アクリル板越しと言うのは新入社員にとって少々の違和感はあったかとは思いますが、それも最初だけで、慣れてしまえば気にせず研修に集中してくれていたようです。

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換気は必ず行う

今回の研修は、クライアント様の会議室が外部に面していたため、窓を開けることができました。 比較的窓を大きく開けたためブラインドがはためくぐらいの十分な換気ができ、
密閉状態は回避できました。 もし、ロスナイが設置されていたとしても、充分に換気ができているかどうかと疑問に思うのは専門家の性なのでしょうか。ロスナイに頼るより、窓開けのような目に見えて充分な換気の方が心理的な安心感があります。この真夏の時期には、エアコンの設定温度を目いっぱい下げなければなりませんが。

まとめ

昨年から今年にかけて、このコロナの影響で企業研修も数が減っていると聞きます。やはり企業もこの時期、無理をして研修をする必要がないという判断から見送っているケースが多くあるのでしょう。 しかし、一人ひとりがマスクをする、手を消毒する、うがいをするなど、研修においても同じように配慮した対策を講じることで、安全に実施することが
できます。
今後ワクチンが行き渡り、一人でも多くの若い社員が研修を受けられるようになる日が一日でも早く来ることを願っています。

 

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ABOUT ME
宮本 一英
シエンワークス代表 ★サブコン社員が楽しく活き活きと働ける環境を作りたい!★★ 【資格】 ・建築設備士 ・1級管工事施工管理技士 ・消防設備士(甲種1類) ・空衛学会設備士(空調・衛生) 東京都出身/55歳にして自我に目覚める/筋トレ/ピアノ/人間観察/瞑想/お笑い
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