お役立ちコラム

建築現場で部下が育たないのは訳がある

現場で若手社員が育たないのは?

現場の責任者であるあなたは、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
「部下が育たない」
「現場が竣工前で家に帰れなくなるほど忙しくなると、辞めたいと言い出す」
「遅刻が目立つ」
「やる気がなく、いつも目が死んでいる」
「突然、現場に来なくなる」
と、このような場面、出来事は他人事ではなく、日常茶飯事で起きている現象ではないですか?
では、どうすれば部下が上司の思い通りに、いやそれ以上に何も言わなくても自分で考え自発的に
動くようになるのだろう。あなたは、いつもそう考えていらっしゃると思います。
部下を変えようと厳しく叱ったり、注意ばかりしても、部下は変わりません。
そう、変わらなければならないのは上司である、あなたです。
あなたが変わるためのポイントをお伝えします。

自分に問いかける

今まで、部下のことにばかり視点が行っていた自分。
「なぜ、部下は自分が指示したことができないんだろう?」
「俺が若いころは誰よりも早く現場に来て、事務所の掃除をしたもんだが、今の若いヤツは
 遅刻ばかりして」
「机の周りが散らかり放題で、イライラする」
「注意をしても、人の話を聞く態度じゃない」など、など。
あなたは部下の悪いところにばかり目が行き、腹を立て、イライラし、つい声を荒げて叱ってしまう。そこで、部下に向かっていた視点を今度は自分に向けてみる。つまり、自分自身に問いかけるということをしてみるのです。
「そもそも、自分はどんな現場のチームを作りたいのだろう?」
「私は部下とどんな人間関係を望んでいるのだろう?」
「部下との関係性が改善できたその先にはどんな世界が待っているだろう?」
「そもそも自分はどうなりたいのだろうか?」
このような問いを自分自身に投げかけることで、心の中に変化が生まれてきます。
それは例えば、この現場のチームワークを良好にして、みんなが気持ちよく仕事ができることで、エンドユーザーに快適な建築設備を提供することが自分の役割なんだということに気がつきます。
すると、今まで印象が悪かった部下に対して、相手のことをもっとよく理解しようという気持ちになり、部下のことを考えた会話に変化していきます。

相手を変えようとせずに、自分が変わる

自分自身に問いかけることで、自分が何を望んでいるのか、大きな視点で自分はどうなりたいのか
という普段考えてもいなかったことを考え始めるきっかけを作ってあげるのです。そうすることで、
「なぜ、相手が変わってくれないんだ?」という思考から「自分ができることは何だろう?」に変わります。相手を変えたければ、実は自分が変わることを考える。すると不思議なもので、上司であるあなたが変われば、部下は気づきます。部下自身も何かしらの変化が生まれてくるはずです。

まとめ

部下が育たないとお嘆きのあなた。嘆いているだけでは前に進みません。部下が育たないのは訳があるのです。上司であるあなたが変わるように意識する。相手ではなく自分に問いかける。自分の考え方をちょっと変えてみるだけで気持ちが楽になります。
明日から部下にいつもと違う声かけをしてみませんか。

ABOUT ME
宮本 一英
シエンワークス代表 ★サブコン社員が楽しく活き活きと働ける環境を作りたい!★★ 【資格】 ・建築設備士 ・1級管工事施工管理技士 ・消防設備士(甲種1類) ・空衛学会設備士(空調・衛生) 東京都出身/55歳にして自我に目覚める/筋トレ/ピアノ/人間観察/瞑想/お笑い
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