お役立ちコラム

1級・2級管工事施工管理技士の受験資格が変わる

1級、2級管工事施工管理技士の受験資格が2024年4月1日から変わります。
今から受験資格を確認して、受験の準備をしましょう。
今年度の1級管工事施工管理士の受験日は、
第一次検定が9月1日(日)、第二次検定が12月1日(日)
2級管工事施工管理技士の受験日は、
第一次検定(前期)が6月2日(日)、第一次検定(後期)・第二次検定が11月17日(日)の予定です。
受験申込期間は、
1級第一次検定が、5月7日~5月21日
2級第一次検定(前期)が、3月6日~3月21日
となっています。
今年度、1級、2級管工事施工管理技士を受験される方は、受験資格が変わるので、内容をよく確認のうえ、計画的に受験対策を行うように準備しましょう。

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受験資格が変わる

1級、2級管工事施工管理技士の受験資格は、どのように変わるのでしょうか。

1級の現在の受験資格は、第一次検定、第二次検定とも大学の指定学科の場合、卒業後3年の実務経験が必要で、その他の大学や短大、高専の場合はその年数が多い条件となっていました。
改正後は第一次検定が19歳以上であれば誰でも受験可能です。また第二次検定は一次検定合格後の特定実務経験(1年)を含む実務を3年経験すれば受験できます。特定実務経験とは、請負金額4,500万円(建築一式工事は7,000万円)以上の建設工事において、監理技術者、主任技術者の指導の下、または自ら監理技術者・主任技術者として行った経験
をいいます。

2級の現在の受験資格は、第一次検定は17歳以上、第二次検定は大学の指定学科の場合、卒業後1年の実務経験が必要で、その他の大学や短大、高専の場合は1級と同様で年数が多くなるという条件でした。
改正後は第一次検定が17歳以上は変わらず、第二次検定は、大学、短大、高専などの学校に関わらず、一次検定合格後実務経験3年、また1級一次検定合格後実務経験1年で受験できます。

また、1級、2級とも令和10年度までの間は、制度改正前の受験資格要件による二次検定受験が可能です。

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受験資格改訂によるメリット

改訂によるメリットとして、学歴に関わらず(1級の場合、第一次検定は19歳以上であれば誰でも)受験可能になり、第二次検定についても必要な実務経験年数が一律1~5年に緩和され、以前に比べ早い期間で受験できる条件になったことです。今までは、早い時期に受験しようと思っても、学歴や実務経験の不足で目標が先になっていましたが、平等に受験できるようになりました。

管工事施工管理技士の資格取得は計画的に

例えば、新入社員のときから2級管工事受験のための勉強を開始し、一次検定を受験し、
合格して自信をつけて、2年目に1級第一次検定を受験後する。そして、実務経験3年後に第二次検定を受験する、というような計画性で、いつまでに1級管工事施工管理技士の資格を取るという目標を持つことが肝心です。

1級・2級管工事施工管理技士合格のための対策

1級管工事の資格取得を最終目標としたときに、2級管工事の第一次検定、1級管工事の第一次検定、第二次検定試験とそれぞれ勉強し受験していくのですが、その検定試験ごとの最低3か月前から準備しておくことをおすすめします。その期間の中で、環境工学、建築、空調、給排水衛生、消火、施工管理などの項目ごとに、それぞれこの週に過去問を解くと決め、ひたすら解いていくこと。これがやはり合格への対策と考えます。

まとめ

施工管理技士の受験資格が変更され緩和される方向に向かっています。これは、従来の制度のままだと、施工管理をする人が需要に対し大幅に不足することが懸念されるからです。
受験資格の緩和で、社内の未取得者の人たちに早い段階で受験してもらう環境を作ることが、会社として必要になってきます。

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宮本 一英
株式会社シエンワークス 代表取締役

首都圏・関東周辺を対象に『サブコン専門 人材育成支援サービス』(研修・現場教育支援・コーチング)を提供しております。大学卒業後、35年間中堅サブコンにおいて現場管理一筋で培った経験を活かし、サブコン様における「人材の育成・成長」「離職率の低減」「売上・利益の向上」を支援しています。

【資格】建築設備士/1級管工事施工管理技士/消防設備士(甲種1類)/空衛学会設備士(空調・衛生)/給水装置工事主任技術者/コーチング資格(GCS認定コーチ)

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