» 優秀な人材が育つ!定着する!売上が増える!『サブコン専門 人材育成支援サービス』とは? «

アサーティブ・コミュニケーションで、言える現場をつくり事故を防ぐ

今回のテーマは『「人が育ち、現場が変わる」建設業のためのコミュニケーション5つの方法』の3回目はアサーションです。アサーションとは、相手を尊重しながら自分の意見や気づきを率直に伝えるコミュニケーションの方法を指します。

建設業では、多くの専門職が連携して業務を進めるため、正確な意思疎通が不可欠です。また、現場は危険と隣り合わせであり、わずかな伝達ミスが重大事故や工期遅延につながる可能性があります。そのため、コミュニケーションは安全と信頼を支える基盤となります。

しかし現場では、「言いにくい」「強く言いすぎる」といった偏りが生じやすく、それがトラブルの原因になります。こうした課題を解決するのがアサーティブ・コミュニケーションです。自分の意見を押し付けるのでも、我慢するのでもなく、相手と対等な関係を保ちながら、適切に伝えることが重要とされています。

例えば、危険を感じたときに黙ってしまえば事故のリスクは高まり、感情的に強く指摘すれば現場の信頼関係を損ないます。一方で、「この足場は不安定に見えるので、一度確認してもよろしいでしょうか」と、事実と自分の認識、そして提案を落ち着いて伝えることで、相手に受け入れられやすくなり、行動の改善につながります。

さらに、伝え方にもコツがあります。「事実→影響→提案」という順で伝えることで、感情ではなく根拠に基づいた前向きな対話が可能になります。この積み重ねによって、現場には心理的安全性が生まれ、「誰でも意見を言える環境」が整っていきます。

実際に、現場の事故の多くは「危険だと分かっていたのに言えなかった」ことが原因です。つまり、言える環境そのものが安全対策なのです。

アサーティブ・コミュニケーションは単なる話し方の技術ではなく、リスクを減らし、信頼関係を築き、人材を育てるマネジメントの一部です。言える現場をつくることが、結果として安全で強い組織を生み出します。

首都圏・関東周辺のサブコン社長・経営幹部の方へ|優秀な人材が育って定着し、売上・利益が増えるサブコン経営のヒント 「人材さえいればもっと売上・利益を伸ばせるのに… 優秀な人材を十分多く確保してもっと売上・利益を伸ばしたい…」 とお考えの首都圏...

「言えない」をなくし、現場のリスクを減らす

建設現場でアサーションを高めるためには、まず「安全に意見を言える空気」をつくることが出発点になります。どれだけ正しい伝え方を学んでも、言いづらい環境では実践されません。そのためのトレーニングでは、参加者同士が否定せずに意見を受け止めるルールを設け、「発言しても大丈夫だ」と感じられる状態をつくることが重要です。

そのうえで、練習では「言い方の型」を繰り返し使いながら身につけていきます。基本となるのは「事実を伝え、自分の認識を添え、最後に提案する」という流れです。例えば、現場でありがちな曖昧な指摘や感情的な言い方を、アサーティブな表現に言い換える練習を行います。「危ないですよ!」ではなく、「この足場が少し不安定に見えるので、一度確認してもいいですか」と伝える。このような変換を繰り返すことで、自然と伝え方が整っていきます。

さらに効果的なのが、現場を想定したロールプレイです。新人が上司に意見を伝える場面や、協力会社に改善を依頼する場面など、実際に起こりうるシチュエーションを設定します。
その中でアサーティブな伝え方を実践するのです。単に頭で理解するのではなく、「言ってみる」経験を積むことで、現場でも使えるレベルに引き上げることができます。

また、相手の反応に対してどう対応するかも重要なトレーニングになります。アサーションは一方的に伝える技術ではなく、対話です。相手が否定的な反応を示した場合でも、感情的にならずに「そう感じられたのですね。ただ、安全面が気になるので確認させてください」と冷静に返す練習を行います。これにより、対立を避けながら意見を通す力が身につきます。

加えて、日常の中で習慣化することも欠かせません。朝礼やKY活動の中で、「一人一言発言する」機会を設けたり、発言に対して必ず感謝や承認を返すルールをつくることで、アサーションが自然と根づいていきます。特別な場だけでなく、日々のコミュニケーションの中で繰り返すことが定着の鍵になります。

このようなトレーニングを継続することで、現場には「言える文化」が生まれます。その結果、リスクの早期発見、ヒューマンエラーの防止、チームワークの向上といった効果が現れます。

アサーションとは単なる話し方の技術ではなく、現場の安全と信頼を支える行動そのものです。伝え方を変えることは、現場を変えることにつながります。だからこそ、継続的にトレーニングし、現場に根づかせていくことが重要なのです。

まとめ

建設現場では、事故の多くが「言えなかったこと」によって起こります。そのため、相手を尊重しながら率直に意見を伝えるアサーティブ・コミュニケーションを現場に根づかせることが重要です。

会社として重要なのは、この文化を仕組みとして定着させることです。具体的には、発言しやすい環境づくり、伝え方の標準化、ロールプレイなどの実践的なトレーニング、そして日常業務での継続的な運用です。これにより、現場のリスクは早期に顕在化し、ヒューマンエラーの削減とチーム力の向上が実現します。

リスクを言える現場は強い現場です。アサーティブ・コミュニケーションを根づかせることが、安全で信頼される組織をつくり、結果として企業の持続的成長につながると考えます。

弊社、シエンワークスでは、建設業に合った「人材育成プログラム」を提供しています。詳しい内容をお知りになりたいという方は、下部の「お問い合わせはこちら」からご連絡ください。無料相談を実施しております。

「建築設備」「施工管理」の人材育成でお悩みのあなたへ
シエンワークスでは、解決のサポートをいたします。
まずは、資料請求をしてみてください。

無料資料請求はこちらから

「残業が多い」「現場や育成担当の負担が大きい」「社員が辞めてしまう」人材不足でお悩みの首都圏・関東周辺のサブコン社長・経営幹部の方へ 優秀な人材が育つ! 社員がイキイキとして定着する! 売上・利益が増える! 「サブコン専門 人材育成支援サービス」 研修・現場支援・コーチング

建築設備現場で働く
社員に笑顔を

社員がメキメキと成長し、的確に判断して主体的に動けるようになり、残業や遅延なく業務を遂行できる。

現場も社内もやる気と活気に満ちて、楽しくイキイキと働きながら、無理なく売上・利益が増えていく。

そのような会社を目指されている、サブコン社長・経営幹部の方は他にいらっしゃいませんか?

株式会社シエンワークスでは、
『サブコン専門 人材育成支援サービス』(研修・現場教育支援・コーチング)を通じて、人材の育成・成長、離職率の低減、売上・利益の向上を支援しています。人材開発支援助成金が活用できます。)

首都圏・関東周辺のサブコン様を対象に、出張&初回無料相談を承っております。

以下より、お電話またはメールにてお気軽にご連絡ください。

サブコン専門 人材育成支援サービスに関するお問い合わせ

お問い合わせ、お申し込み、初回無料相談はこちら

042-398-0203

メールでのお問い合わせはこちらから

お問い合わせはこちら
ABOUT ME
宮本 一英
株式会社シエンワークス 代表取締役

首都圏・関東周辺を対象に『サブコン専門 人材育成支援サービス』(研修・現場教育支援・コーチング)を提供しております。大学卒業後、35年間中堅サブコンにおいて現場管理一筋で培った経験を活かし、サブコン様における「人材の育成・成長」「離職率の低減」「売上・利益の向上」を支援しています。

【資格】建築設備士/1級管工事施工管理技士/消防設備士(甲種1類)/空衛学会設備士(空調・衛生)/給水装置工事主任技術者/コーチング資格(GCS認定コーチ)