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工事原価管理書は何のためにある?
工事原価管理書と聞いただけで、現場所長であるあなたや、小さくても一つの現場を任されお金を握っている主任さんも、面倒くさい社内書類だと思っていることでしょう。
出来ればお金の管理をせず、現場を納めることだけに集中出来たらどんなにか楽になるのにと考えている方も多いかと思います。
しかし、現場代理人として現場を任されている以上、社長の代理として一国一城の主という立場上、避けて通れない道でもある訳です。
そもそも原価管理書は何のためにあるのか?じっくり考えたことがありますか?
私自身、現場をやっているときはあまり深く考えずに会社の命令だから、この粗利の指示金額は絶対達成しなければならない数字でしょ、とある意味冷めた目で見ていました。
多くの方が会社からの根拠があるようで分からない経営上の利益を考慮した数字なのだから、守らなくちゃいけないのかな、くらいの意識でしかないのではと思います。
しかし、会社側から考えた場合、その粗利益は社員を養っていかなければならない、会社を存続させなければならない重要なものであるはずです。一つひとつの現場の利益の積み重ねがあって、初めて会社が成り立っているということです。だから自分の給料が支払われ、生活できているとも言えますね。
そういう意識で工事原価管理書を考えると、いい加減にできないことが分かります。
工事原価管理書の粗利目標値は単なる目安に過ぎない
会社から指示された粗利目標値は厳しい金額であることが通常ですね。
「この予算では厳しい」「これでは協力会社がみんな逃げちゃうよ」というのが当たり前の世界。例えばその会社の指示粗利目標数値が工事費の20%だとしましょう。その数値は単なる目安と考え、自分の目標値を22%と仮に設定する。そうすることで、自分が立てた目標なので、自然とやらされ感が無くなり、それに向けて何とか目標達成するには、協力会社を叩くのではなく、新しい手法がないか色々考え始める訳です。
原価管理するプロセスを重要視する
思考が、やらされ感から主体性に変わったら、利益を上げるためにはどうしたらいいのか?を一生懸命考えるようになります。つまりチャレンジするという気持ちに切り替わるということが大事です。
それからもう一つ重要なポイントは、トライしてみて結果が目標に達しなくても、会社として社員を責めないというスタンスを持つことです。どうしても結果重視で数字を追い求めるということになりがちですが、社員にあまりにも負担をかけずに、原価管理にチャレンジする、でも結果が出ないときはよく頑張ったという言葉がかけられる空気が、ひいては社員を伸ばすことになるのです。会社の上層部はそういう意識ではダメだという人もいるかとは思いますが、グループ長さんや、工事課長さんクラスの方は、若手社員を育てるという観点から考えて、このような指導方法をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
工事原価管理書は会社の命令通りに利益を上げるためにあるものと考えると、原価管理することが嫌になってしまいます。そうではなくて、自分がこの現場で多くの利益を上げることにチャレンジしてみよう、そのためにどんなことができるのか一つひとつ書き出して
洗い出してみよう、という前向きな気持ちになることが大事です。そのように工夫し、考えることで仕事そのものが面白くなるし、やりがいにもつながります。
そのプロセスを部下の方たちに意識させることが上司であるあなたの仕事です。
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