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上司の現場巡回で使用するチェックリスト
工事部長や工事長、工事課長などが定期的に現場を巡回する時に現場の中をさらっと見て回る、ということがあると思います。安全面で問題なところは無いか、品質面で不具合が無いか、工程の遅れは無いか、現場がバタついていないかなど、上司が見たいわゆる視界に入った内容の確認だけに留まるケースが多いのではないでしょうか。
現場も忙しい、現場代理人も上司の巡回に付き合う時間があまりない、上司においても複数の現場を一日で回るため、1つの現場にかける時間をなるべく短くしたいなどの効率を考えると思います。
そこで役に立つのが、現場の施工管理状況あるいは進捗状況を確認するチェックリストです。
チェックリストの構成
私はクライアントであるサブコンさんの若手現場代理人の施工管理指導に定期的に伺っています。その時に使用しているチェックリストの内容をご説明します。
構成は 5つに分かれていて、
1 着工準備
2 品質コスト管理
3 施工中管理
4 施工記録
5 安全管理
以上の5項目です。
「着工準備」の項目は社内書類、例えば引継ぎ書類、実行予算書、施工品質計画書などの書類がきちんと整備されているか。
「品質コスト管理」の項目は、出来高、客先への請求状況、 協力会社への発注状況、施工検討会の開催状況などの確認。
「施工中管理」の項目は、工事進捗状況の確認、施工図の作成状況、機器納入仕様書の提出状況の確認、品質に問題はないかの確認。
「施工記録」の項目は、施工写真が整理されているか、試験記録が整理されているか、試運転計画書ができているかの確認。
「安全管理」の項目は、安全書類の提出状況、KYミーティングの実施状況の確認、 グリーンサイトの整備状況の確認。
上司と部下のコミュニケーションツール
上司が現場に来て現場の状況を確認するというのは、どの会社でも行っていることですが 、上司が自分の主観で現場を見るとその人の価値観で現場の状況を判断してしまうというリスクがあります。
また上司の価値観で一方的に現場の不具合を指摘されると、部下もあまりいい気持ちがしません。特に陥りがちなのがその上司が昔の自分が現場で行っていた武勇伝を語りだすと、 止まらなくなってしまうということがあります。そのことに部下は辟易してしまうものです。
そういう上司の武勇伝を語らせないためにも、論理的に組み立てられたチェックリストがあれば、それに則ってお互いが確認しあうという流れになり、効率的に巡回が進むでしょう。つまり第三者的なチェックリストがあれば、上司も自分の主観を挟み込むことはなく 冷静にチェックが出来るし、また部下もその内容に応じて 現状と自分が感じていることを回答できるというメリットがあります。
チェックリストがあることによって上司と部下とのコミュニケーションが良好に図れるのではないでしょうか。
まとめ
現場を施工管理する上で必要な書類は山のようにあります。その中でも最も重要なのが施工管理自体が適正に行われているか、工程、品質、安全、予算というそれぞれの管理が計画通りに行われているか、確認するための書類としてチェックリストはあります。
このチェックリストが、どの会社でも書式としては整備されていると思います。
ところが、せっかく準備されているチェックリストが活用されていない、あるいは使われているとしても形だけに留まっている場合も少なくありません。
チェックリストは正しく使って初めてその役割を果たします。
上司も現場代理人も施工管理する上で、チェックリストは有意義に使うことで現場の生産性が上がることを理解しましょう。
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