大手ゼネコンの現場でCO2削減の評価
12/12付の日経新聞に掲載されていた記事で、
大手ゼネコンT建設は建設現場で発生する二酸化炭素(CO2)を削減する取組みを点数化し、評価する仕組みを導入した。燃費の良い重機の活用など、削減効果が見込める手法に高い点数を割り振る。工事の際のCO2の排出量を30年度までに1990年度比で62%減らす目標を掲げている。脱炭素への関心が高まるなか、環境配慮の姿勢が工事の受注や資金調達などにも影響するとみて対策を急ぐ
「脱炭素」は最近、新聞でもよく見かける言葉ですね。「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と政府が発表しています。ガソリン自動車が姿を消し、電気自動車が100%になるのも時間の問題です。そんななか、建設現場でもCO2の排出は工場よりは少ないと思いますが、重機や発電機などが発生源として考えられます。
脱炭素は現場でも意識する
現場での脱炭素の取り組みとして、仮設事務所での消費電力の少ないLED照明の使用や、低燃費の重機を使用するなどが考えられます。また、産業廃棄物の排出量を減らすことも、間接的ではありますが効果が期待できそうです。
現場事務所の電気使用量もバカにできないのではないでしょうか。工期が長い現場であれば、それだけ電気も使います。忙しくなってくると毎晩遅くまで事務所での残業がかさみ
人も精神的、体力的に消耗するし、電気も消費することでいいことはありませんね。
仕事を効率的に進めるのは、環境にも優しい取り組みと言えます。
まとめ
脱炭素に向けて全産業がそれぞれの持ち場で、二酸化炭素の排出をゼロにする目標で取り組むことは重要であり、ひとり一人が意識をもつ必要があります。建設業でも我々が今できることを考えて、工事の過程のなかでどんなものが、どんなことが低炭素になるのかを
細かく分けて分析することも、それがひいては工事の効率化につながるのではないでしょうか。
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